おむ

永遠を君と探す

みんなの残像は太陽 わたしの残像は…?

 

突然現れる ‘‘ 虚しい ‘‘ 

心から笑っているのに 大勢の人に囲まれているのに

突然 突き落とされたみたいに幸せがいなくなる

とても苦しくてたまらなくなる瞬間

 

その一瞬にどれほどの感情が込められているのか

 

現実に戻る

周りでは 虚しい の前と同じように笑顔な友達たち

話している内容は耳に入ってこない

 

周りに合わせて笑おうとすればするほど

泣きたくて仕方がなくなる 

 

ふとした時にふらりと何処かに消えたいと願う

音が一切ない世界が訪れる

あと少しで出発しそうになっている乗り物が遠くに見える 

 

 ここから全速力で走りだせば、私を自由にさせてくれる あの不思議な‘‘乗り物‘‘に間に合うだろうか

たしかあの日は 乗り込めた

がたんごとん と揺れる 私に自由を与えてくれる乗り物 行先は一切知らずにただただ一つ安らぎを求め、直観であてもなく乗り物を降りた

 

私自身がうつ病だと診断されたのはその次の日だった

 

意識し始めると最後  とよく聞くけれどあれは本当

「そういえば私、うつ病なんだった」 なにかある度にそう自分自身に言い聞かせていた

 

ご飯が喉を通らない日が何日も続く、

眠れない夜を幾度となく過ごす

増えていく薬の量は私自身の真の姿を表しているようだった

 

目を開けても真っ暗でいっぱいだった

周りに助けを求めても

手を伸ばしても届かない

 

今思い返すと、あの頃の私は心の底から弱っていた

目を開けても閉じても変わらない世界

全てが残酷に見えた

だから私は目を開くのをやめた

 

きっとこれ以上冷たいものを見たくなかったからだろう

傷つきたくなかった

 

そんな日が続いたある日

残像が眩しく感じた

目を開けていなかった日々が当たり前だったからそんなはずがないと そう考えながらもおそるおそる目を開けた

 

貴方が残像だった

眩しいのは ミンユンギ 貴方だった

 

 

弱っているわたしの心に漬け込んで「禁断の果実は食べなくてもいい」そう囁いてくれたよう

どの言葉を繕って説明すればいいのかが、とうと検討がつかないほどに不思議な気持ちに陥った

 

その時のわたしには希望でしかなかった

 

地獄をも超えたかもしれない過去に打ち勝ち

男泣きしたあの時、彼が彼自身に勝った瞬間

 

どんな困難なことでも、挫折を味わったとしても

その先には 歩むべき道があり、進む力が沸き起こってくる ということをわたしに 生きているその姿で教え示してくれている

 

そんな彼が私にとっての残像であり、生きていく根拠で自信なのだ

 

そんな貴方に捧げたい言葉は山ほどあるはずだけれど、じっくりコトコトこと、考えて絞り出そうとすると あまりにも大袈裟で思いつかなくて笑えてしまう

 

ただひとつだけ 

「 Respect 나는 너를 respect 」

"尊敬 私はあなたを尊敬"

 

貴方はリスペクトが理解できないと言うけれど、私には理解が出来るかもしれないそのリスペクト

 

リスペクト と言わなければ私が貴方を思う気持ちはなんて表したらいいのかな

なんて表せばいいと思う?

だから私はリスペクト 貴方を ミンユンギをリスペクト

 

 

その姿で術を見せてくれてリスペクト

暗闇で輝いてくれてリスペクト

全てを見せてくれなくてもリスペクト

わたしの残像になってくれてリスペクト

 

考え出したら止まらないそのリスペクトを

貴方に捧げたいと思います

 

Respect

Respect



ps, ミックステープ リリース 心からのおめでとう